注文住宅をつくる上で、住宅ローンを借りる方が多いと思います。住宅ローンには様々な種類があり、これを説明するだけで、一冊の本ができてしまう位ですがここでは、大切なポイントをお教えいたします。まず第一に、住宅ローンは、銀行マンに相談するなということです。次に、住宅ローンは、ファイナンシャルプランナーに相談するなということです。最後に、住宅ローンは、源泉徴収票に記載されている、総支給額で計算するなということです。

はじめの銀行マンですが、銀行はお金を貸してくれるところですので、借りる方の注文住宅づくりには興味がありません。銀行は、たくさん借りてもらいたくさんの利子を付ければ儲かるのです。そんな銀行マンに相談してはいけません。次にファイナンシャルプランナーですが、特にお金を取る方。これはファイナンシャルプランナーとして間違いではありませんが、わざわざお金をかけてまで相談しても、特に大きなメリットはありません。ライフプランを作り上げることで、生計を立てているからで、注文住宅の知識はあまりありません。最後に、借りることができる金額を、源泉徴収票の総支給額、いわゆる年収から計算する営業マンには相談するなということです。目先の支払いのみでローンを借りると、必ずといっていいほど破産するか、かなりの我慢をして新居に生活することになります。

住宅ローンについて一番相談して良いのは、目先の資金計画にとらわれない、家族の将来まで見据えたライフプランを作成してくれる住宅会社です。住宅ローンはものすごく複雑です。その複雑な事を、親身になって考えてくれる人を見極める事です。住宅会社への一番良い質問は、「私たちは、住宅ローンを借りるために、何をすれば良いでしょう?」と聞いてください。その答えに、「まずは、ライフプランを考えましょう、ご家族の家族構成や、収支、お子様の進路のことなどを教えてください」といってくれる人以外は、正直あまり役に立つ資金計画は出てきませんし、ライフプランにあった住宅ローンを組むことはできません。