注文住宅を建てるには土地が必ず必要です。皆さんは誰に土地探しをお願いしますか。おそらく不動産屋さんだと思います。不動産屋さんは、お客様に合う土地を探して、売るところまでが仕事です。売った後の相談にはあまりのってくれないと思います。そこにどのような建物が建つかなどを聞いてくれる不動産屋さんは少ないと思います。本来はどのような注文住宅を建てるのかをまず考える必要があります。

家づくりをする我々注文住宅会社は不動産屋さんとは違います。やはり土地にも良い土地悪い土地があります。土地選びをする際は、不動産屋さんだけではなく、家づくりを頼もうとしている注文住宅会社に依頼することが重要です。
しかし、最初から家づくりを頼む会社が決まっているとはかぎりません。どの注文住宅会社に依頼するにしても、まずは相談することが大切です。遠慮せずに家作りのプロであり、土地選びのプロに一生に一度の大事な家についていろいろと尋ねるべきです。

注文住宅契約をしたわけはないので、基本どの会社でも無料で土地の相談にのってくれるはずです。土地一つにしても、価値が全く違うので慎重に決める必要があります。大きく分けて、市街化区域と市街化調整区域に分けられますが、土地にかかる税金が異なります。市街化区域には都市計画税がかかり、調整区域にはかかりません。一年間では結構な金額になります。土地の担保価値としては、調整区域の方が低く購入金額も安いです。土地の価値は、極端に下落することはありませんが家は20年から25年で資産価値は0になってしまいます。

安い土地に高い建物を建てることが、一番資産価値を低くしてしまいます。高い土地に高い建物を勝てることが、資産価値としては一番高いですが、土地や建物を担保にするのは銀行くらいなので、一生に一度の建物であれば、資産価値はあまり考える必要がないかもしれません。これらのことをしっかりと理解して土地選びをしてくれる注文住宅会社や営業マンを選ぶことが賢明です。